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Medical Service

いびき・睡眠時呼吸障害外来

メディア掲載

こんなとき、眠くなることはありませんか?

次の8つの状況で、評価点数の合計が11点以上の方は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いが強いと考えられます。
次の8つの項目で、あてはまるところにチェックし、最後に「診断する」をクリックしてください。

質問 いいえ まれに ときどき つねに
座って読書をしているとき
テレビを見ているとき
人がたくさんいる場所で座って何もしていないとき
(たとえば会議中や映画を見ているときなど)
車に乗せてもらっているとき(1時間くらい)
午後横になって休憩しているとき
座って静かにしているとき
昼食後静かに座っているとき
運転中、渋滞や信号待ちで止まっているとき
診断する点
  • 合計点が5点以下の方は特に問題ありません。
  • 6点以上10点以下の方は眠気は強いので、自分の周囲にいる人にいびきや呼吸の停止があるかどうかを見てもらう必要があります。
  • 11点以上の方は眠気は非常に強いのでSASの可能性があります。早めに医師にご相談されることをお勧めします。

当院では、専門医師によるいびきと睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・診断・治療を行っています。

SASとは、寝ているときに一定の間隔で呼吸が止まり大きないびきを繰り返す病気です。最近では、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞等の関連も指摘されており、高血圧や糖尿病等の生活習慣病を合併すると言われています。
一見、健康と思われる成人にも多く、日中の眠気による交通事故、仕事や学業の能率低下などにつながり社会的にも注意しなければいけない病気です。お悩みの方(ご家族)は、お早めに医師にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の検査

終夜睡眠ポリグラフィー 【1泊入院・午後入院(退社後入院可能)・夜間検査・翌朝退院(出社前退院可能)】

睡眠時無呼吸症候群の治療

  • 生活習慣病の改善
  • 内科的治療(CPAP療法)
  • 耳鼻科的手術
  • 歯科装具(マウスピース)

睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)とは

「いびきがひどい」「夜、熟睡できない」「すっきりと起きられない」「昼間眠くて困る」など、何らかの睡眠障害がある人は人口の20%にも及ぶといわれています。

私たちは一日の終わりに十分な睡眠がとれれば、昼間に疲れもなく快適に過ごせます。しかし、睡眠が不足すると一日中眠気や倦怠感のために仕事に身が入らなかったり、トラブルや事故の増加を招き、自分自身のみならず、周りの人たちにも大きな損害を与えかねません。

中でも「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は高血圧や糖尿病などの生活習慣病と密接な関わりを持ち、その有病率は3~4%ともいわれ、極めて多い病気であることが明らかになってきました。また、放置された重症の無呼吸では、7~8年後の死亡率が37%との報告もあります。
このように睡眠時無呼吸症候群は、医学的にも社会的にも放置できない重要な病気であり、その対応は急務であります。

当院では、専門医師と各診療科との連携により「いびき・睡眠時呼吸障害外来」を行っています。診察から検査、診断そして総合的な治療を行います。

このような症状にお心あたりのある方はお早めに「いびき・睡眠時呼吸障害外来」にご相談ください。

呼吸器疾患を有する睡眠時呼吸障害外来については山口医師の「呼吸器・咳外来」(毎週月曜日 午後)にて診察・治療いたします。

お問い合わせ先
0570-01-1114