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消化器内科

~あなどれない脂肪肝~

最近、肝臓の病気の中でも、特に増えているのが「脂肪肝」です。
脂肪肝の増加の背景には、飲酒だけでなく運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣の乱れがあります。近年、非アルコール性の脂肪肝の中には、肝硬変や肝臓がんなどに進行する可能性があることもわかってきました。
肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれており、肝臓病は悪くなっても症状が現れにくい病気であることが特徴です。

近年、食生活の欧米化やアルコールの多飲により脂肪肝が増加しています。
従来、脂肪肝は何の症状も発現せず、進展することのない良性疾患と考えられていました。また、肝炎を伴わない非アルコール性脂肪肝(NAFLD)とは、内臓脂肪型肥満を基盤にメタボリックシンドロームの肝病変で、わが国ではドック受診者の約10~30%がNAFLDと診断されるほどで多い疾患です。

しかしながら、その中で、お酒もあまり飲まずメタボリック症候群に合併しやすい非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)が注目されています。患者数も増加しており、今後のウイルス肝炎終息後の肝疾患として注目されています。
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)では慢性肝炎様の変化と肝硬変への進展、肝細胞がんの発生が問題視され、10年間で20%が肝硬変にまで進展することがあり、見逃してはならない疾患と言われています。我が国で現在200万人以上の患者さんがいると推測されており、発がんも重要な問題となります。

肝臓生活習慣病外来 とは

当院では2018年4月より、新たに「肝臓生活習慣病外来」を開設しました。

この外来では、脂肪肝の原因検索とともに、合併症としての高血圧、高脂血症、糖尿病などを配慮し、包括的に診断と治療を行っていきます。
難治性の脂肪肝の患者さん、糖尿病で肝機能異常を合併している患者さん、または、脂肪肝の診断や治療方針に対してのセカンドオピニオン等のご希望がございましたら、お気軽に受診をして頂けますと幸いです。

診察のご案内

担当医師:松﨑 靖司(現:東京医科大学茨城医療センター 消化器内科教授)
診察日:毎月第1・第3火曜日
受付時間:12時40分~16時45分
診療時間:14時~16時45分

お問い合わせ先
048-442-1111(代表)