診療科・部門
Medical Service

腫瘍内科

科の特色

がん克服は今世紀医療界に与えられた喫緊の課題です。当院では外来化学療法室において、有効かつ安全ながん薬物療法を実施するために、関連各科・各部署・医療スタッフとの密接な連携に基づく診療支援体制を構築し、適宜懸案症例・懸案事項の情報を共有・協働することにより患者中心の至適がん医療に努めています。

各症例における事前のがん病態の評価と諸臓器機能把握に基づく適切な治療目標の設定による、治療係数の最大化を求める安全かつ有効な治療計画策定の支援にも注力しています。

近年分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬など新規薬物の臨床導入が急速に進み、従来の抗がん薬よりも複雑多岐にわたる有害事象の発現が認められています。従来薬の副作用に加え、それらの有害事象も探査・抽出・評価に努め、遺漏のない支持医療の支援・提供も目指しています。

専門領域

  • がん薬物療法
  • 支持医療
  • 老年腫瘍学

診療状況

2022年度実績

外来化学療法室での実施件数

3,724件

主たる診療科別件数

一般内科 1,015
外科 867
消化器内科 794
乳腺外科 317
泌尿器科 347
呼吸器外科 12
呼吸器内科 68
婦人科282
その他21

主たるレジメン別(臓器別)件数

大腸がん mFOLFOX6±α 398件
FOLFIRI±α 236件
XELOX±α 151件
pembrolizumab25件
肺がん nab-PTX 122件
durvalmab 97件
CBDCA+nabPTX42件
erlotinib+Ram 25件
nivolmab 5件
pemblolizumab±α65件
小細胞肺がん CBDCA+ETP+α 69件
TOPO 21件
AMR68件
尿路がん GC 91件
膵がん GEM+nabPTX 136件
FL+nal-IRI32件
mFOLFIRINOX9件
GEM11件
胃がん PTX+Ram 90件
nivolmab15件
SOX27件
食道がん FP+RT 40件
DCF30件
HD-FP24件
肝がんAtezo+Bev59件
乳がん EC 58件
HER +PER(維持) 84件
ERI51件
DOC15件
前立腺がんDOC47件
CBZ33件
腎がんNivo±α35件
精巣がんBEP9件
卵巣がんTC+α42件
子宮内膜がんTC25件
お問い合わせ先
0570-01-1114