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Medical Service

心臓血管センター外科

メディア掲載

当科では狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、近年増加している大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症などの心臓弁膜症、大動脈瘤や大動脈解離などの大動脈疾患、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症などの先天性心疾患など幅広い心臓大血管疾患を対象としております。
国内屈指の手術症例数を有する順天堂大学心臓血管外科教授の天野篤医師から直接指導して頂き他職種でチームを組んで多くの手術に臨んでおります。
術前に循環器内科医、麻酔科医、手術室看護師、臨床工学技士とカンファレンスを行い、より安全で確立された医療を行なっております。

大動脈疾患に関しては、他院で治療中であっても血管内治療である“ステントグラフト”の第一人者である石丸特任顧問の診察が受けられるセカンドオピニオン外来を開設しており、腹部大動脈瘤も胸部大動脈瘤も常勤のステントグラフト指導医が直接治療を行っております。

末梢血管疾患に関しては、閉塞性動脈硬化症に対して2017年7月に使用可能となった浅大腿動脈ステントグラフトも当院で治療を受けられるようになり循環器内科、整形外科、形成外科とチームを組んで、最良の医療を提供しています。

下肢静脈瘤に関しては、2014年6月に保険収載となった高周波ラジオ波焼灼術を導入し、血管内焼灼術実施医により日帰り手術を安全に行っています。

専門領域

冠動脈疾患

人工心肺を使わない事で身体への侵襲の少ない“心拍動下冠動脈バイパス手術”を主に行っていますが、患者さんのリスク、状態をよく吟味し、心機能の低下した患者さんでは、人工心肺を使って僧帽弁や左室に対しても積極的に手術を行なっています。先天的に冠動脈の走行異常がある方に対する手術も行っています。

心臓の血管が狭いと言われた方は是非一度ご相談ください。

心臓弁膜症

人工弁に置き換える弁置換術も行なっておりますが、僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁輪拡張症に対しては、自己弁を温存する弁形成術を行っています。また、患者さんの状態によって安全に行なえると判断されれば創を小さくする低侵襲心臓手術(MICS: minimally invasive cardiac surgery)を行なえる場合もあります。 不整脈を合併している場合は、Maze手術やペースメーカー植え込み術も行っています。

心臓の弁に異常があると言われた方は是非一度ご相談ください。

大動脈疾患

胸部大動脈瘤、急性大動脈解離などに対して、開胸手術、ステントグラフト治療を行っています。出血が見込まれる手術では術前からの自己血貯血を行い、他家輸血使用を軽減する取り組みも行っています。身体への侵襲の少ないステントグラフトによる胸部大動脈瘤血管内手術(TEVAR; thoracic endovascular aortic repair)も2014年より実施施設認定を取得し、当院で行っております。指導医が常勤する認定施設としてステントグラフト実施基準管理委員会のホームページにも掲載されておりますので、安心して身体への侵襲の少ない血管内治療を受けて頂く事が可能となっております。

大動脈に瘤があると言われた方は是非一度ご相談ください。

末梢動脈疾患

腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症に対する手術を実施しています。身体への侵襲の少ないステントグラフトによる腹部大動脈瘤血管内手術(EVAR; endovascular aortic repair) は2013年に実施施設認定を取得し、当院で行っております。
指導医が常勤する認定施設としてステントグラフト実施基準管理委員会のホームページにも掲載されておりますので、安心して身体への侵襲の少ない血管内治療を受けて頂く事が可能となっております。

お腹の動脈に瘤があると言われた方は是非一度ご相談ください。

閉塞性動脈硬化症に対しては、人工血管や自家静脈を使用したバイパス手術に加えて切らずに治す浅大腿動脈ステントグラフトを行なっています。また、単独では治療が困難な場合は両方の手術を合わせたハイブリッド手術も実施しております。浅大腿動脈ステントグラフト認定施設として実施基準管理委員会のホームページにも施設、実施医ともに掲載されておりますので、安心して身体への侵襲の少ない血管内治療を受けて頂く事が可能となっております。

足の血管が細いと言われた方は是非一度ご相談ください。

下肢静脈疾患

下肢静脈瘤に対しては、高周波ラジオ波焼灼術(血管内治療)、ストリッピング手術、硬化療法等を静脈瘤のタイプに合わせて使い分けています。下肢静脈瘤血管内焼却術実施・管理委員会のホームページにも実施施設、実施医ともに掲載されておりますので、安心して身体への侵襲の少ない血管内治療を受けて頂く事が可能となっております。

足の血管がボコボコしている方は是非一度ご相談ください。

手術症例件数(過去5年間)

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
冠動脈バイパス手術 26例 32例 32例 15例 11例
弁膜症手術 58例 60例 54例 26例 33例
その他の心臓手術 22例 32例 18例 13例 16例
胸部大動脈手術 46例 51例 40例 31例 21例
(うち、胸部ステントグラフト) 17例 15例 12例 8例 5例
腹部大動脈手術 40例 35例 34例 28例 30例
(うち、腹部ステントグラフト) 21例 19例 17例 10例 19例
末梢血管手術(動脈疾患) 39例 51例 47例 12例 35例
下肢静脈柳瘤手術53例55例41例35例41例
※重複手術を含む

検査について

下肢静脈瘤を評価する際に下肢静脈超音波検査を行います。基本的に専門の検査技師が45分から1時間かけて行います。ほとんどの時間立って検査を行うので、疲れて気分が悪くなった際は検査技師に申し出て下さい。

お問い合わせ先
0570-01-1114